医療問題の原因は・・・ 4
からだが自然に治る力を信じているとはいえ・・・
わたしはどんな場合でも無条件に抗生物質の使用に反対しているというわけではありません。
・・・じつのところ、わたしはシンシナティではじめて抗生物質を処方した医師のひとりでした。
1940年代の後半、シンシナティの酒造所をおとずれていたニューヨークの生理学者からはじめて抗生物質の話を聞きました。
かれはその酒造所に抗生物質をつくらせようとしていました。
当時、感染症で末期状態にあった患者をかかえていたわたしは、その患者に新薬のことを教え、ためしてみようといいました。
患者は同意してくれました。
患者もわたしも、もう手の打ちようがないと感じていたからです。
抗生物質は劇的に効き、患者はほどなく元気を回復しました。
医師が患者の病気を診断し、くすりを処方すると、患者はほっとして、これで治ると思います。
「とても具合が悪い」というそれまでの想念パターンが「これで治る」という新しい想念にとって代わられるのです。